「血糖値を下げる効果が現れない」そんな方必見です。
酵母入りのりんご酢で『レモン酢』を作って2ヶ月目。
血糖値を測定するA1cの値が改善しました。
その経過や工夫した方法をお知らせします。
2ヶ月目の定期診断で効果が明らかに
糖尿病の検査数値にHbA1cという項目がありますよね。
現在の血糖状態をみる数値ではなく、過去1~2ヶ月を反映する数値です。
検査前日に血糖をコントロールしても、この数値を変えることは出来ません。
夫は糖尿病薬を内服し定期通院しています。
検査結果が出ると一番注目しているのが、この項目です。
「正常値だと5.6%~」要注意値は「5.9%~」、ともいわれています。
改善を試みた2ヶ月前の夫のA1cは「7.1%」。
努力してもここまでが限界でした。
ところが、『酵母入りのレモン酢』を使い始めて2ヶ月目。
検診結果が「6.8%」に改善!
「先生(医師)から褒められたよ」と夫が話しています。
『レモン酢』を取り入れても血糖値に変化がでない
初めて『レモン酢』を作り、続けて使用し8ヶ月目のころ、夫の中性脂肪値が改善しました。
効果を望んで取り入れていたわけではありません。
美味しかったですし、私が2ヶ月で3Kgダイエットできたことがきっかけで続けていました。
継続して8ヶ月目の時、医師に経過が良く、検査数値が改善したことを知らされました。
その頃、夫も気にかけて日常の生活で散歩の運動を取り入れていました。
放置した状態で夫の血糖値は「8%」だったこともあります。
その後、夫も努力したのか「7%代」に改善していましたが
そこからの改善が見込めない状態でした。
『レモン酢』のバイブルには、レモンに含まれるポリフェノールを実験ラットに投与した実験について記載されています。
糖尿病合併症を予防する効果はあるけれど、「血糖値には変化ありません」と記載されています。
これは、レモンのポリフェノールを用いた実験で、『レモン酢』の実験ではありません。
酢には血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。
このことに着目して、レモンと酢を合わせた『レモン酢』なら血糖値を下げる効果が見込めると思いました。
しかし、いろいろ調べましたが『レモン酢』を用いて、血糖値を改善した内容の文章は見つかりません。
『酢』が苦手 が難問に・・
『レモン酢』が大好きな私は、毎日料理に『レモン酢』を取り入れていました。
しかし、夫は酢が苦手です。
『レモン酢』に出会う前は、私も酢豚に酢を使う程度。それが、毎食どれかには『レモン酢』が入っています。
さすがに夫は嫌になっていたらしく、不満の声が出てしまいました。
それから、10ヶ月ほど『レモン酢』を使わなくなりました。
『レモン酢』をやめてから、血糖値のA1c値が「7.7%」にまで上昇。
期待をよせた『りんご酢』の酸度
『レモン酢』をやめて10ヶ月が過ぎた頃・・
酵母入りのりんご酢は、血糖値を下げる効果があると知り、酵母入りのりんご酢を使い『レモン酢』を作ったら・・もしかして・・
期間もあいたので、レモン酢を再開することにしました。
酢の酸度
酸度は酢の割合を示すのもです。
- 穀物酢 (小麦などが原料) 4.2%
- 米酢 (米などが原料) 4.5%
- 黒酢 (玄米などが原料) 4.5%
- りんご酢 (りんごなどが原料) 5.0%
- バルサミコ酢(ぶどうなどが原料) 6.0%
女性にりんご酢好きが多いと聞きますが、スッキリとした甘さが魅力だと思います。
『りんご黒酢』と言うのを買ったことがありますが、飲料用の酢なのでかなり甘みがありました。
酸度は調べることが出来ませんでしたが、砂糖の割合も多く100gあたり41カロリー。
砂糖なしの『有機りんごの酢』というのも、ネット購入したことがあります。
こちらも飲料用の酢なので、とても飲みやすかったです。
この『レモン酢』を作った時の動画はコチラ↓
いろんなりんご酢を試してみましたが、ろ過されたりんご酢では血糖値の改善には繋がりませんでした。
ですから、今度こそ・・と酵母入りのりんご酢に期待を寄せました。
酵母入りのりんご酢の効果と 気になる発酵臭
そんな矢先にある動画を見ていて、
酵母入りのりんご酢は血糖値を下げる効果がある、ということを知りました。
こっこれは・・試してみたい。
酵母入りのりんご酢のレビューを見ると、「発酵臭が気になる」という記載がありました。
本来なら糖分を控えて作りたいのですが、何事も第一印象が大切。
「有機りんごの酢」を使っていた時は、甘味もあり夫に抵抗がないようでした。
そこで「はじめは甘く作ろう」と考えました。
『レモン酢』の基本の作り方の割合は、酢(10):レモン(4.5):砂糖(4.5)。
甘めの『レモン酢』の割合は、酵母入りりんご酢 (10):レモン(7):砂糖(7)。
かなり甘くして、その分レモンも多くしました。
甘く作ったことで、案外受け入れてもらえました(我慢しているかもしれませんが・・)
国産の酵母入りのりんご酢は、ネットでも見つけにくく、やっと見つけてもかなり高価です。
失敗する可能性もあったので、輸入品に頼ることにしてネットで購入。
購入してみて、私は発酵臭は気になりませんでした。
このりんご酢は非加熱・無濾過の処理で作られています。
美しい『レモン酢』特有の透明度はありませんが、その分マザーと言われる酵母が含まれています。
基本的な『レモン酢』は、レンジで温めて作ります。
今回は、非加熱処理の酢なので温めず、あえて素材を合わせただけで作りました。
レモン酢の基本の作り方やアイテムはコチラの記事
『レモン酢』をやめてからのHbA1c値の変動
『レモン酢』をやめて2ヶ月後にA1cの値は、「7.1%」から「7.7%」に急上昇していました。
この頃、日課になっていた散歩に出かける姿も見なくなりました。
これ以上、状態が悪くなれば薬の変更も考えなくてはならない、そんな医師からの話もあったようです。
検査数値が良くないですね。
これ以上になると、薬を増やす事になりますよ。
食事と運動かぁ・・
医師からの指導があったのか、食事のリクエストに「蕎麦」「鶏肉」「刺身」などが登場し、コッテリ派だった夫の好みに変化が出てきました。
散歩の回数も増え始めています。
夫のリクエストの食材で、献立を作るようになってからA1cは「7.1%」に落ち着きます。
しかし、上がったり下がったりしながら、どうしても「6%代」にはなりません。
そして奇跡の「6%代」になったのは、『酵母入りレモン酢』をはじめ2ヶ月目のことです。
医師からもお褒めの言葉を頂き、超~嬉しかったです(^^)
HbA1cの検査数値が、「7.1%」から「6.8%」の変動は、あまり変化がないように思われるかもしれませんが、私にとって高い壁を乗り越えた感覚に似ている程です。
血糖値の改善が見込めて、本当に良かったです。
まだまだ、正常値には遠いものの兆しが見えてきました。
見えにくいかもしれませんが、実際の検査数値を載せてみます。
改善に向けて、同時に取り組んだ方法をご紹介します。
血糖値を上げない工夫
血糖値の改善には、運動療法と食事療法が効果的なのは、ご存知だと思います。
我が家で取り入れた方法をご紹介します。
主食で気をつけたこと
昼食は蕎麦
今考えると、夫が「昼は蕎麦が食べたい」と言い出したのがきっかけです。
私は大の蕎麦派!蕎麦は大歓迎です。
仕事に出る時も、蕎麦を茹でて食卓に置いていきました。
蕎麦もうどんも糖質量は同じです。
ただ、蕎麦の方が、うどんよりGI値(食べた後の血糖値の上昇値)が低いです。
急な血糖値の上昇を抑えるには、ご飯よりうどん、うどんより蕎麦がいいと言えます。
ちなみに我が家では、ジャガイモは使いません。
カレーライスにもジャガイモは入りませんし、代用品には菊芋を使っています。
夕飯は主食なし
主食なしと聞くと気の毒な感じですが、夫は大のお酒好き。
ご飯はいらないから「酒を飲みたい」というので、夕飯はおかずだけです。
もちろん、私は食べますよ~3杯くらい!
主菜に取り入れた『レモン酢』の活用方法
魚を多く取り入れる
焼き魚から煮魚、刺身など魚が多かったです。
ホイル焼きには、タラを使い『レモン酢』を少し入れて焼きました。
味噌漬けには、これも『レモン酢』を加えて、酢味噌漬けにしてから焼きます。
鯖の『レモン酢』味噌焼きレシピ
肉類は鶏の胸肉
これも夫のリクエストでしたが、「鶏肉が食べたい」というので鶏胸肉を使いました。
鶏胸肉は、『レモン酢』に漬け込んでから、3日間ほどするととても柔らかくなります。
この鶏胸肉を使って、棒棒鶏にしたりチキンカツにしたりしました。
甘味料は『オリゴ糖』に変更
毎朝、無糖のヨーグルトに、冷凍のブルーベーリーを入れて出しています。
無糖のヨーグルトなので、甘味料にはパルスイートを使っていました。
パルスイートには、エリスリトールと言われる天然由来の甘味料が含まれていて低カロリー。
血糖を上げにくいと言われていますが、今一つ効果が分からなかったので変えました。
最近はオリゴ糖を出しています。
オリゴ糖も血糖値を上げにくい、と言われています。
『レモン酢』りんごジャムレシピ
飲水には『目薬の木茶』と『ルイボスティー』
「目薬の木茶」をご存知の方は少ないと思います。
友達が一押しする「目・肝機能改善のお茶」。
友達は、このお茶を毎日ご主人に飲んでもらい、検診結果の改善が出来たと話します。
私も、『酵母入りレモン酢』をはじめた頃、毎日コップ1杯にレモン酢を入れて飲んでもらいました。
年一度購入する「目薬の木茶」がなくなった後は、「ルイボスティ―」に変わります。
「ルイボスティー」が切れているときは、「トマトジュース」かなぁ。
目薬の木茶 煎じ方
このように、継続して試してみてダメならやめる、いいようなら続けるといった感じで工夫しています。
気候も良くなり、夫の運動の時間も多くなりました。
血糖値の改善には、やはり食事だけでは不足です。
激しい運動ではなく、無理なく続けられる有酸素運動が必要なのだろうと思います。
酵母入り『レモン酢』の作り方
発酵臭が気になる時の『レモン酢』の作り方
酵母入りのりんご酢を購入したら、始めに甘く作ることをおススメします。
私は気にならない発酵臭ですが、レビューにもあるのですから気になる方もいると思います。
材料は、酵母入りりんご酢 (10):レモン(7):砂糖(7)です。
1㎝の輪切りにしたレモンと氷砂糖を、煮沸またはアルコール消毒した容器に入れて酢を注ぐだけです。
かなり糖分が含まれているので、大量に飲んだりするのにはおススメできません。
1日に大さじ2杯か、多くて大さじ3杯くらいが良いと思います。
飲料用『酵母入りレモン酢』の材料
オーガニックアップルサイダービネガー 946㎖
1㎝輪切りのレモン 650g
氷砂糖 650g
氷砂糖の溶け具合は室温によると思います。
20度前後なら次の日には砂糖が溶けて出来上がっています。
レモンには苦味もあるので、次のポイントに気を付けて作ってみて下さい。
ポイント
- レモンの種は、苦みの原因になるので取り除きましょう。
- 同様の理由で、白い綿の部分も苦味があるので、左右の端は切り捨てましょう。
- 氷砂糖は必ず溶けます。(気長に待ちましょう)
料理に活用する『レモン酢』の作り方
飲料用に作るなら甘めでも美味しいです。
料理に使う場合は、あまり甘いと料理の味にメリハリがなくなってしまいます。
ですから、甘さを控えた方が良いですし、慣れてくるとこの割合でも十分飲料用に使えます。
料理用『酵母入りレモン酢』の材料
オーガニックアップルサイダービネガー 946㎖
1㎝輪切りのレモン 380g
氷砂糖 290g
作り方は飲料用と同じで、切って容器に入れるだけです。
『レモン酢』の保存は常温で1年とされていますが、『酵母入りのレモン酢』の保存期間としては記載がないので1年常温で保存できるのか試してみます。
『酵母入りのレモン酢』は試してみて、2ヶ月目です。
これから、どんな効果があるのか楽しみにしています。
血糖値の改善を考えている方の、お役に立てたら嬉しいです(^^)