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郷土料理 宮城のおばあちゃんの「しそ巻き」

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東北地方に伝わる「しそ巻き」を作るなら、このレシピがおススメです。宮城に伝わる「しそ巻き」の保存方法やアレンジレシピも紹介!

「しそ巻き」の作り方

材 料

青じそ3枚で1組(約60串分)
クルミ1カップ(約80g)

調 味 料

オリーブオイル1/4カップ(50㎖)
小麦粉1カップ(100g)
砂糖1カップ(110g)
味噌1カップ(220g)
揚げ油適量

作 り 方

1.クルミを粗く刻みます。
2.弱火にしたフライパンにオリーブオイルを入れる。
小麦粉を入れて、2分くらい油をからめる。
3.小麦粉がまとまってきたら、味噌を加え馴染ませる。
4.小麦粉と味噌がからんだら砂糖とクルミを加え、砂糖が溶けたら火を止める。
粗熱がとれたらクッキングシートに広げ、冷凍庫で1時間冷やす。
5.味噌生地が固まってきたら、包丁で小分けに切っておく。
(使わない分は冷凍すると、いつでも使いまわせる)
6.小分けにした味噌生地を青じそに巻き、3枚1組にして爪楊枝で刺す。
低温(160度程度)の油で、2分程度揚げて出来上がり。

フライパンにオリーブオイルを入れ弱火にします。
小麦粉を入れ、2分程度炒めます。

小麦粉の粉がなくなったら、味噌を混ぜます。

小麦粉と味噌が馴染んだら、砂糖とクルミを加えます。
砂糖が溶けたら火を止めて粗熱をとります。

クッキングシートに味噌生地を広げ、冷凍庫で1時間冷やします。

1時間冷やすと包丁で切りやすくなるので、小分けにします。

味噌生地を冷ましている間に、青じそを洗い水気をとります。

青じその葉を裏にして、味噌生地をのせ巻きます。3枚分を爪楊枝で刺して揚げます。

揚げる温度は、低温(160度)で返しながら2分程度。

油を切って出来上がり(^^)。

動画で作り方を見たい方はコチラ↓

「しそ巻き」の保存方法

娘

揚げ物料理は台所が汚れるのよね。

何度も作るのは、面倒だし・・。
大量に作って保存する方法ってあるの?

レモンバーム
レモンバーム

作りたてが美味しいんだけどねぇ。

ご飯のお供やお茶うけ、酒のつまみにもなる「しそ巻き」。
青じそが最盛期の夏に、ドンドン作って楽しみましょう。

しかし、揚げ物を料理すると台所が汚れて・・
何度も作るのは面倒だし・・
そんな時は、大量に作って作り置き出来ます。

揚げたものは、冷蔵室で保存して4~5日で食べ切りましょう。

味噌生地を作り置きする方法

味噌生地を3等分に分けて、クッキングシートを切ります。

味噌生地を包みながら、ジプロックに入れて冷凍保存します。使う分だけ出して調理します。
1ヶ月程度で使い切るのが理想です。

揚げたものを冷凍保存する方法

しそ巻きの油をすっかり切って、ラップに包んで冷凍で保存します。

保存期間は1ヶ月程度。

解凍方法は、レンジで20秒程度で解凍できます。
自然解凍する時は、1時間程度です。

「しそ巻き」のアレンジ

「しそ巻き」に夏野菜の茄子・いんげん・ズッキーニを挟んで焼くと、りっぱな一品になります。

ズッキーニは皮を剥いて半分に切り、7~8㎜程度の厚さに切ります。
青じそと味噌生地と一緒に巻いて、楊枝でとめます。

大さじ1のオリーブオイルをフライパンに入れ、弱火にします。
蓋をして4分(途中返しながら)、蓋を取って1分焼くと出来上がり。

茄子は皮をつけたまま、水にさらさなくても大丈夫。
いんげんは、火が通りにくいので少し長めに焼くとできます。

そのまま食べても美味しいですし、私はレモン酢を少しつけて食べています。
レモン果汁でもいい感じです。

青じその旬の時期

「和風ハーブ」と言われる「青じそ」の旬の時期は、6月~9月頃までです。
7月になるとスーパーでも、格安で手に入れることが出来ます。

春になって青じその苗を1つ購入して、畑やプランターに植えてみて下さい。およそ100円程度で購入できます。

秋ごろまで積んでも積んでも葉が出てくるので、長い間楽しむことが出来ますよ。

「しそ巻き」は主菜にはなれませんが、作り置きが出来るので重宝する副菜になります。

青じそは、葉の部分を「大葉」と言うのだそうです。
秋になると小さい実がなり、これを佃煮にするとご飯がすすむ1品になります。
ほんの少ししか採れないので、とても貴重です。

栄養価も高く免疫力を高めるβカロテンが豊富に含まれていて、感染予防にも一役かってくれそうです。

「しそ巻き」の由来

この「しそ巻き」のレシピは、宮城県生まれ宮城県育ちの友達から教えてもらいました。

「しそ巻き」は東北地方に伝わる郷土料理です。
農林水産省のページに歴史や由来が記載されていたので、参考までに載せておきます。
グルメ武将だった「伊達政宗」由来だったなんて、さすがだなぁ。

宮城県は、藩政時代に伊達政宗公が城内に「御塩噌蔵」をつくって「仙台味噌」の製造を推奨し、現代にいたるまで仙台味噌は宮城県を代表する名産品となっている。

その仙台味噌にごまやくるみを入れて練ったものを青しそで包んで揚げたものが「しそ巻」である。その始まりは伊達政宗公である、鳴子で湯治客のためにつくられたという説もある。

農林水産省ホームページ うちの郷土料理 より

「しそ巻き」ってホント美味しいです。
紫蘇が苦手な夫も、酒のつまみにしています。
青じそがたくさん手に入る夏に、作ってみて下さいね(^^)

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