人間の形をした人形を捨てるの、ちょっと抵抗感ありませんか。でも、どうやって処分したらいいの?と悩んだことがあったら、試してみて下さい。気持ちよく処分出来て、感謝の気持ちさえ湧いてくる方法です。
30㎝サイズ人形の死装束 作り方
材 料
白い布 | 38㎝×52㎝ |
糸 | 白 |
裁縫道具 | ハサミ・針・マチ張りなど |
- 手順1布を裁つ
少し不格好ですが、前身ごろ・後ろ見ごろ・袖をつなげて1枚にしています。
作ってみたら襟が短かったので
襟は4㎝×26㎝です。
紐は4㎝×21.5㎝、少し長くても良い感じです。後ろ見ごろは、襟ぐりを作るため背中心から1㎝の所を切り取ります。
- 手順2後ろ見ごろを縫う
- 手順3袖下から脇を縫う・袖口を縫う
袖山から4㎝程度は縫わない。
縫い代を折り返して、袖口を縫う。
- 手順4裾を縫う(青)・前身ごろの脇を縫う(赤)
- 手順5襟をつける
襟布の中心と後ろ身ごろの中心を合わせ、背中心から左右3㎝程度までまち張りを打つ。
襟ぐりがつまりやすいので、背中心から1㎝を超える部分に襟布をゆるませておく。
襟布をゆるませる(少し襟布にギャザーをつけたような感じ)
襟ぐり部分(背中心から左右3㎝程度)が縫えたら、一度玉止めをします。
襟ぐりの所がつったりしなければ、襟ぐりから襟下まで縫います。襟を倒したときに、身ごろがつまらないと良いです。
襟下(襟の最後の部分)は、折り返します。
バイアステープをつける時の要領で、襟を巻きマチ張りでとめる。
表に縫い目が出ないよう、襟のすぐ横に針目を入れ、裏で縫い留める。(落としミシンの要領)
身ごろ完成(^^)
着せると少し不格好ですが、簡単な方法にしました。 - 手順6紐を縫う
バイアステープを作る要領で、4つ折りにして紐を作る。
- 手順7人形に着せる
死装束の着物は、左前合わせで紐は縦結びです。

棺(ひつぎ)代用の箱 作り方
用意するものは、31㎝×41㎝の厚紙、セロテープ(またはボンド)です。

作るのが面倒なら、白い布に包んで処分してもいいと思います。
要は感謝して処分する気持ちがあれば、それで十分じゃぁないのかなぁ。
バービー人形を供養しながら処分した 私の方法

人形を処分する方法に、
お寺で「人形供養」してもらうことも出来ます。
ひな人形などが多いらしく
バービー人形は自分なりの方法で
供養して処分しました。
要するに、人形の処分に決まりはないってことです。
では、その方法をご紹介します。
バービー人形を、ゴミとして処分するには
「可燃ごみ」の日に指定の袋に入れ
指定の場所に捨てることになります。
棺用の箱を作り半紙を敷いて
その中に人形を入れました。
人形は、アルコールできれいに汚れを拭き取ってあげました。
人形に感謝と供養の気持ちを込めて
沖縄のお土産にもらった「星の砂」に塩を混ぜて
人形の箱の中に入れて供養の儀式。
塩だけでも良いと思います。
生花を入れたいところでしたが
春彼岸に合わせ供養したので
庭にお花がなく、100均の造花で繕いました。
指定のゴミ袋には、人形だけを入れ
他のゴミとは区別して処分しました。

持ち主だった娘たちに
写メで「こんな感じで処分するよ~」と知らせたら
「遊んでくれてありがとう」と
人形たちに感謝の言葉が贈られ、供養になりました。
作るの大変だったけど、すごく気持ちよく処分出来ました。
なんだか浄化された気分ですよ(^^)
「作るの大変そうだよぉ~」と思う方
今は人形供養のサービスもあるみたいですよ(^^)
人形の供養 コラム

人形の処分を考えて整理していたら
私が遊んでいた「初代リカちゃん」が残っていました。
小学生の頃に贈られ嬉しくて、よく遊んだものです。
着せられていた赤いドレスは、ボロボロになり
そのボロボロ感は、シンデレラのようなストーリーが出来るほど。
友達に人形の処分の話をして
「今ね、初代リカちゃんは高く売れるよ」
なんて情報を得て、メルカリに出品したら直ぐに売れました。
この売り上げは、お彼岸頃だったので
実家の母に「仏壇の花を買ってね」と送りました。
ありがたや~
リカちゃんマニアの方が購入してくれて
あのリカちゃん、幸せに暮らしていることでしょう。